雪 に関する作品は、6品あります。

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狩野探幽 左)雪馬 中)楊柳観音 右)瀧馬 三幅対

三十三観音の一つである楊柳観音を中心に、左右に馬を配置しています。楊柳観音は衆生の除病を本誓とした観音で、楊柳の枝で悪病を払い清める力があるとし、信仰されています。祖父・狩野永徳の再来と称賛された探幽の69歳時の作。


沖一峨・春木南溟画 菊池五山賛 雪中水仙小禽 合作

狩野派の沖一峨、南画家の春木南溟、そして漢詩人の菊池五山。五山はサロン的な場を作り、当時の漢詩界にジャーナリズムをもたらし評価されますが、若き絵師二人の作品に二回りほど年上の五山が賛を入れているところからも、幅広い交流の様子が伺えます。


売約済

松村景文 雪中群鴨図

呉春の異母弟、松村景文による作。


木島桜谷 雪中遊鹿

凍てついた雪山で遊ぶ鹿の群れ。雪は描かず、滲みだけで表現された繁みの上に、僅かに胡粉の粒を載せることで雪を表現するという、桜谷の画力の巧みさが存分に活かされた一幅です。


吉村孝敬 左)熊 中)蜘蛛 右)鷹 三幅対

応門十哲の一人、吉村孝敬の三幅対です。熊に鷹、そして蜘蛛という珍しい組み合わせや、凛とした雰囲気も魅力です。


冨田渓仙 園中春雪図

紅白梅と南天の上にうっすらと積もる雪。まだ寒さが残る中にも、梅の花が春の訪れを感じさせています。鳥のとぼけた表情が、「まだ春じゃなかったのかしら」と考えているようにも見え、微笑ましささえ感じます。


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