南画と大和絵を融合させ、独自の画風を確立した高久隆古による作品。
五節句にちなんだ素材で、それとなく秘め事を表現した五幅対です。
ひな祭りやお月見、餅つきなど季節に合わせた艶画が描かれた画帖です。
夢うつつのまま、すっかり妖狐に騙されてしまった男性を面白おかしく描いた、幕末明治期の艶画です。