我々の身近な存在である犬は、昔から日本人に愛されてきました。絵画に描かれた犬は、その多産の性質から一族繁栄の意味を込めた吉祥の意味を持っています。描かれるのは大抵仔犬で、そのコロコロとした可愛さに魅了されるのは今も昔も変わらないようです。この度は近世から近代にかけて、様々な画家が描く『いぬのかたち』をお楽しみください。