• 岸竹堂 十長生之図 大幅

    十長生とは日・水・松・鶴・亀・鹿・不老草に、山・雲・月・石・竹のうちいずれか三つを加えた10個の不老長生の象徴物のこと。こちらの図には亀が居ないかと思いきや、手前右下の水面からひょっこりと顔を出しています。
  • 長沢芦雪 紫藤花双雀図

    流れる様な筆致で描かれた藤の花。下には二羽の雀が佇んでいます。『故由比濱松濤氏所蔵品入札目録』(大正十三年三月)所載。
  • 原在中 怒涛図

    画面から溢れんばかりの荒々しい水面を描いた瀑布図です。眺めていると、荒々しい画面とは裏腹に、心に静けさが訪れてくるようです。
  • 山口素絢画 香川景樹賛 竹雀図

    細い笹の茎に、まるで武士のように凛々しく留まる雀。その姿に背筋が伸びる思いがします。
  • 岡本秋暉 蒼松孔雀図 佳品 大幅

    「秋暉の孔雀」と呼ばれるほど、孔雀画を得意とした秋暉。緻密な描写で羽根の一枚一枚まで丁寧に描き込まれています。秋暉と交流のあった渡辺崋山の孫である、渡辺華石による箱書があります。
  • 山口素絢 鯉魚逆飛湍之図

    鯉が滝の上流に向かおうとする登龍門の画題は、立身出世のたとえとして古くから親しまれています。本作は揺れる柳を描くことで飛沫が柳を揺らしている様が感じられ、まるでその場に居合わせているかのような臨場感を生み出しています。
  • 長沢芦雪 狗仔唐子螢狩野

    川のほとりに飛び回る蛍を懸命に捕まえようとする子供たち。その傍らには芦雪の定番とも云える仔犬が駆け回ります。童子の写実的なリアルさと仔犬の緩さが対照的で絶妙なバランスです。江戸時代には夕涼みがてら、こうした螢狩りが盛んに行われたようです。
  • 岸駒 猛虎瀑布図 双幅

    「岸駒の虎」と称されるほど虎を得意とした岸駒。荒々しく鋭い眼光や、威風堂々とした佇まい…今にも唸り声が聞こえてきそうなほどの迫力ある描写は、当時においても特異な作風であったと言われています。
  • 池大雅 梅鶯図

    すらすらと淀みない筆運びで描かれた、池大雅による鶯図です。どことなく惚けた表情が大雅らしく、麗らかな春にのんびりと眺めていたくなる一幅です。
    売約済
  • 岡本秋暉 秋草双鶉図

    芒や葛、萩などの秋草と戯れる二羽の鶉。孔雀を得意とした秋暉ならではの緻密な羽根の表現に見惚れます。嘉永6年(1853)47歳時の作品です。
  • 月僊 羅漢龍虎 双幅

    まるでペットに接するかのように、龍虎と親しむ羅漢。信頼さえ感じさせる関係性に思わず頬が緩みます。晩年には画料を蓄えた財を元手に伊勢山田の寂照寺を再興し、貧民救済に当たったといわれる月僊。その分け隔てない姿勢が画風からも滲み出てくるようです。
  • 長沢芦雪 木芙蓉白鶏図

    凛々しく描かれた鶏の番と足元に群がる雛の愛らしさ。双方の対比が面白い一幅です。『香雲軒蔵品入札目録』(昭和12年)並『東海道島田町秋野家及某家所蔵品入札』並『古画総覧』所載有。
  • 梅村景山 塀上猫図 小品

    まるで少女漫画の一コマのような、愛らしさに溢れた猫の図です。今尾景年門下の日本画家・梅村景山の作。
    売約済
  • 狩野立信 散桜図 色紙

    はらはらと散り始めた桜を描いた色紙サイズの作品です。儚げで楚々とした佇まいが素敵です。
  • 古澤雪田 夏花草虫図

    瑞々しく茂る色とりどりの植物の中に、沢山の小さな虫たちが生き生きと描かれています。古澤雪田は瀧和亭門下で師と同じく花鳥画をよくしています。
  • 菅其翠 象図

    見世物興行での光景でしょうか。潔いほどに象のみを中心に据えており、画家の興奮が伝わります。江戸時代末期の絵師・西山芳園の弟子、菅其翠による作品。
  • 五梅田幹 牡丹双鳥図

    長崎派とは、江戸時代に長崎に興った絵画の諸派の総称です。五梅田幹の略歴は不明ですが、南蘋派の影響を窺わせるものがあります。小禽のつぶらな瞳に目が離せません。
  • 岡本秋暉 枇杷小禽之図

    たわわに実る枇杷の木に集う鳥たちを、活き活きと描き出しています。孔雀画を得意とした秋暉だけに、やはり羽根の表現は精緻に富んでいます。
  • 喜多武清 猿猴図

    なにやら会話をしているような親子猿。月を捉えに行く親を制しているのか、一緒に連れて行くよう促しているのか…。仏教絵画由来の図柄ですが、いずれにしても可愛らしい作品。谷文晁門下の喜多武清作。
  • 山口素絢 枝垂桜狗子図

    枝垂桜を銜えて遊びに興じる子犬たちを描いた、微笑ましい一幅です。応門十哲の一人、山口素絢によるもの。
  • 石河有粼 果物鼠図 双幅

    食べ物に目が無い鼠たちを可愛らしくユーモラスに描いており、鼠たちのワクワクした雰囲気が伝わってきます。名古屋画壇の石河有粼による双幅です。
  • 芳泉銘 天狗と象 鼻競図

    江戸時代に長崎から江戸に向けて象を運んだ際、その珍しさから早速大津絵師が象が天狗と鼻の長さ比べをしている作品を生み出したそうです。浮世絵師の歌川国芳にも同様の画題作品が見られます。
  • 勾田台嶺 老樹猛虎図

    岩陰からのそりと現れた瞬間の迫力をそのままに表したかのような、緊張感のある虎図です。眼球に使用されている萌黄色が全体の色調を引き締めています。
    売約済
  • 森狙仙 梅花親子猿図

    老梅の上で無邪気に遊ぶ猿の親子を描いています。柔らかそうな毛並みや活き活きした動作は猿画名手の狙仙ならでは。木の幹に見られる「たらし込み」が、作品にほど良いアクセントを添えています。
 

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