ふわふわとした毛並みが可愛らしい、堂本印象による白兎の短冊です。共箱入り。
にやりと笑う龍と虎。両者の獰猛さが見事に表現されています。
にんまりと不敵な笑みを浮かべる一頭の虎。強い風に吹かれながらもしっかりと大地を踏みしめ、力強さを感じさせます。
江戸時代の土佐派を代表する絵師である光起は、特に鶉画の名手として知られていました。落款の「常昭」は、延宝9年(1681年)の剃髪後の法名です。
江戸期の大和絵を代表する土佐派絵師、土佐光起の作品。
秋の夕暮れ、沢に佇む2羽の鴫を描いた大和絵。賛には『新古今和歌集』に収録された三夕の和歌のひとつ、西行が詠んだ歌を書き、この歌を絵画化しています。
冴え冴えとした冬の夜、水に張った薄氷に月が写り込み、水面が光り輝く。幻想的な情景が目に浮かびます。
「雁帰る」という季語にもあるように、まるで春を象徴したかのような、華やかで瑞々しく、活き活きとした生命力を感じさせる一幅です。
翡翠が枯木にとまった際に、しなった枝の先から水飛沫が上がったのでしょうか。バランスを取りつつ水面を眺める翡翠の様子が微笑ましい作品です。
羽根の一枚一枚まで緻密に描かれた鶉の図。10歳の頃より襖や布障子に絵を描いていたという、土佐派の画家・土佐光孚による作品です。