四条派 に関する作品は、33品あります。

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松村景文 柳鶯図

さらりと描いているようでいて、柳の蕾から鶯の様子まで、春先の気配を感じさせてくれる一幅です。


松村景文 枝垂桜双鳩図

枝垂桜の下で餌を啄む二羽の鳩。春の暖かな陽光を感じさせる作品です。


木島桜谷 雪暁

今尾景年に学んだ桜谷は写生を基本とし、優れた動物画を数多く残しています。こちらの作品は、簡素でありながら早朝の澄んだ空気を感じさせる一幅です。


木島桜谷 雪中遊鹿

凍てついた雪山で遊ぶ鹿の群れ。雪は描かず、滲みだけで表現された繁みの上に、僅かに胡粉の粒を載せることで雪を表現するという、桜谷の画力の巧みさが存分に活かされた一幅です。


売約済

幸野楳嶺 柳蔭鳴蝉図

響き渡る鳴き声の主を探したところ、ふと風に揺られた柳の幹に停まっているのを発見したような…猛暑の中、ゆるやかに通り抜ける風さえ感じさせる作品です。箱書は楳嶺の次男で日本画家の幸野西湖。


売約済

岡本豊彦 登瀧鯉之図

龍門という急流を登りきった鯉は龍になるという伝説になぞらえた「登龍門(鯉の滝登り)」は、立身出世の象徴とされています。


岡本豊彦 梅亀図 南極寿星図 竹鶴図 三幅対

長寿の象徴でもある鶴と亀、南極寿星の三幅対です。


呉春画 伴蒿蹊賛 亀之図

四条派の開祖・呉春と江戸後期の歌人・伴蒿蹊による作品。


呉春 月稲螽

大きく伸びた稲穂にしがみつく螽。爽やかな夜風を感じさせる、秋らしい穏やかな作品です。


原在中画 冷泉為則賛 遊亀画賛

水の畔でゆったりとたゆたう亀を見ていると心が安らいでくるように思うのは、今も昔も変わらないようです。長い冬眠から醒めて、心地よさを存分に味わっているだろう亀たちの様子に、思わず顔がほころびます。


冨田渓仙 園中春雪図

紅白梅と南天の上にうっすらと積もる雪。まだ寒さが残る中にも、梅の花が春の訪れを感じさせています。鳥のとぼけた表情が、「まだ春じゃなかったのかしら」と考えているようにも見え、微笑ましささえ感じます。


売約済

冨田渓仙 松虎図 二曲一双

仙厓のような伸びやかな線で、なんとも楽しげな虎の図です。


今尾景年 破笠蛙春草図

何気ない情景を瑞々しく描いた作品。


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