鶴 に関する作品は、11品あります。
ページ 1 中 1木挽町家狩野派八代目、狩野伊川院(栄信)による花鳥図です。色とりどりの小禽が飛び交い春を謳歌するかのような右幅と、鮮やかに咲き誇る菊と鶴が描かれた左幅。細かな所まで丁寧に描かれており、隅々まで見応えがあります。
一見するとヘタウマかと思わせる、どこかぼんやりとした鶴たちの表情。どこを見ているのか定かではなく、ポーズもどこか不思議。かつ何故皆が一本の梅の木に登っているのか…などと、次から次へと疑問が湧いて、見れば見るほど癖になる作品です。
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