日本の動物画‐いきもののかたち‐ 江戸期の花鳥画などかわいい日本画のサイト

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筆の擦れを活かしつつ勢いよく描かれた鷺。山水画を得意とした対山ですが、花鳥画も活き活きとした生き物の姿をよく捉えています。

2024年2月2日

摂津高槻藩三代永井直種叭々鳥図

摂津高槻藩三代藩主、永井直種の花鳥図。本作の表装は当時の極上のもの。

2020年5月22日

江戸後期の絵師、戸塚茗渓による虎狩り図です。その昔、加藤清正が朝鮮出兵の際に虎狩りをした話は有名ですが、当時もこのような情景だったのでしょうか。それぞれの特徴を躍動的に描き出しています。

2020年8月30日

きりりとした凛々しささえ感じさせる鶺鴒の図。「生類憐れみの令」で有名な五代将軍綱吉は、書や画も嗜む文化人としての面もあったと言われています。水墨のみで描かれた鶺鴒の活き活きとした表情からは、綱吉の暖かい眼差しを垣間見ることができます。

2024年5月14日

鯉はのんびりと滑らかに泳ぐこともあり、眺めていると時間が緩やかに流れているように感じられますが、この作品もまた藻と共にゆったりと漂う鯉らしさが伝わってきます。

2023年9月4日

竹の下に仔犬を描いた作品は古来「一笑図」と呼ばれる言葉遊び(竹冠の下に犬で「笑」)で、子孫繁栄の願いが込められています。

2020年7月28日

一見するとヘタウマかと思わせる、どこかぼんやりとした鶴たちの表情。どこを見ているのか定かではなく、ポーズもどこか不思議。かつ何故皆が一本の梅の木に登っているのか…などと、次から次へと疑問が湧いて、見れば見るほど癖になる作品です。

2022年2月8日

花鳥画をよく描いたと言われている月樵の作。平明でありながらも小鳥の愛らしさを感じます。

2020年6月7日

朝日に照らされて黄金に輝く空の中を、三羽の鶴が飛び交って舞う、正月掛けにも相応しいおめでたい一幅です。中国画などの影響を受け、奇怪で癖の強い画風を作り上げたと評される張月樵ですが、こちらの作品からはありとあらゆる生命への讃歌と、純粋な喜びを感じます。

2024年3月27日

松の葉の部分に微かに青色が使われている他はモノクロームの世界が広がり、積雪で辺りがしんと静まり返るような、静けさに満ちた様子を感じさせます。

2023年7月25日

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