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酒井鶯蒲画 雪竹庵対山賛 土筆小禽図

江戸琳派の酒井抱一の養子である酒井鶯蒲の作品。


酒井三良画 富安風生賛 カッパ欣然

「捕まえた!」とばかりに鯰を持ち、誇らしげに喜ぶ河童の姿が愛らしい一幅です。画を描いた酒井三良は、小川芋銭と生涯にわたり親交を持ちました。この作品の軽妙洒脱な画風からは、芋銭にも通ずる伸びやかな味わいを見て取れます。


谷文晁 雁図

餌を食べ終えた後、湖沼に戻り「ねぐら入り」する雁でしょうか。墨だけで描き出された空間構成が見事です。天保7年文晁75歳の作。


谷文晁 芦雁図

たっぷりと水を含ませた薄墨で大胆に形を取り、そののち濃い墨を載せたのでしょうか。雁が降り立つまさにその時を、短時間で勢いよく捉えた感じがうかがえます。


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谷文晁 群蝶之図

はらはらと飛び立つ蝶の群れ。色とりどりの色合いが華やかさを、そして羽のシルエットからは穏やかな風の流れを感じさせます。


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谷文晁 猫捕鼠

その自由で躍動感のある動きや、愛らしい表情やしぐさなど、古くから多くの画家を魅了してきた猫ですが、狩猟本能を感じさせる瞬間を描いた作品も少なくありません。弱肉強食を彷彿とさせる画題ですが、文晁は愛嬌を込めて表現しています。


谷文晁 双猫戯胡蝶図

おどけた表情で蝶と戯れる二匹の猫。蝶と猫、それぞれの白黒の対比が絶妙です。天保7年(1836) 2月文晁75歳の作。


西村五雲 粟鶉

収穫の近づいた粟畑から飛び立つ一羽の鶉を象徴的に描いています。


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西村五雲 新鴬

すらりと描かれた梅の枝に、ほぼ滲みだけで表現された鶯が描かれています。確かな画力に裏打ちされた絶妙な筆致に、思わず目を奪われます。共箱入り。


西本願寺十九世 本如上人 雲龍図

浄土真宗の僧、本如上人による水墨の雲龍図画賛です。


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