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ページ 11 中 16天を突き抜ける龍と、荒れる岸壁に佇み咆哮する虎。双幅で描かれる事が多い画題を一つの画面に凝縮しています。虎画名手の岸駒の弟子だけあり、虎の表情にもリアリティ溢れる猛々しさがみなぎっています。
辺り一面凍てつくような寒さが、旭日を浴びて緩やかに解けていく様子を見事に表現しています。サラサラと柳から溶けて落ちる雪に陽の光が当たり、輝きながら風に乗って流れてゆく情景が目に浮かぶようです。
十長生とは日・水・松・鶴・亀・鹿・不老草に、山・雲・月・石・竹のうちいずれか三つを加えた10個の不老長生の象徴物のこと。こちらの図には亀が居ないかと思いきや、手前右下の水面からひょっこりと顔を出しています。
「秋暉の孔雀」と呼ばれるほど、孔雀画を得意とした秋暉。緻密な描写で羽根の一枚一枚まで丁寧に描き込まれています。秋暉と交流のあった渡辺崋山の孫である、渡辺華石による箱書があります。
晩年は尾張藩の御用絵師としても活躍した山本梅逸。こちらは御用絵師となる3年前の69歳時に描かれた一幅です。薔薇に松、笹の葉に鳥が様々な筆致で描き分けられ、筆遣いの巧みさが感じられます。
春の訪れと共に日本へ渡ってくる燕。本図では桃の花と共に描かれ、まだ肌寒い中にも春の予感を感じさせる一幅となっています。ふっくらとした胸元に思わず触れたくなるような燕の可愛さに加え、燕同士の賑やかな囀りが聞こえてきそうな、春爛漫の作品です。
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