カテゴリーなし に関する作品は、318品あります。

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幸野楳嶺 柳蔭鳴蝉図

響き渡る鳴き声の主を探したところ、ふと風に揺られた柳の幹に停まっているのを発見したような…猛暑の中、ゆるやかに通り抜ける風さえ感じさせる作品です。箱書は楳嶺の次男で日本画家の幸野西湖。


平福穂庵 登龍門図 双幅

鯉が瀧登りをしている光景ではなく、瀧と鯉を二幅に分けて表現しているところに、写生に誠実な姿勢を伺わせています。


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幕末明治期 戯画三猿図

「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を人間に見立て、ユーモラスに描いています。三猿のモチーフは、庚申信仰の伝播とともに近世以降広く用いられるようになったと言われています。


幕末明治期 妖孤図春画

夢うつつのまま、すっかり妖狐に騙されてしまった男性を面白おかしく描いた、幕末明治期の艶画です。


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川端龍子 丹頂

長寿の象徴である鶴を描いた作品。滲みと渇筆の使い分けが見事です。


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川合玉堂 白兎 色紙

ふっくらとした背中が可愛らしい、川合玉堂による兎図です。流れるような筆致で兎の特徴を見事にとらえています。背景に薄墨を引くことによって、兎の白さがより際立っています。箱書は玉堂の次男で同じく画家の川合修二。


岸駒 猛虎瀑布図 双幅

「岸駒の虎」と称されるほど虎を得意とした岸駒。荒々しく鋭い眼光や、威風堂々とした佇まい…今にも唸り声が聞こえてきそうなほどの迫力ある描写は、当時においても特異な作風であったと言われています。


岸駒 猛虎図 大幅

この時代、虎は想像で描かれるのが一般的でしたが、岸駒は中国の商人より虎の頭蓋骨を手に入れ、虎の皮を被せて写生に励んだと云われています。


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岸駒 崖下猛虎飲水図

虎が水を飲む画は割とありますが、こちらの虎の表情には得も言われぬ迫力を感じさせます。「岸駒の虎」と称されるほどの虎画名手であった岸駒、29歳時の作品です。


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岸駒 猛虎

墨のみで描き出された質感が秀逸で、虎の見事な存在感と迫力をたたえています。


岸駒 周處除害

京劇の演目としても知られる中国の故事「周処除三害」を元に、後に西晋の武将になる周処が南山の白額虎を仕留める情景を描いています。虎画の名手、岸駒による作品。


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岸連山 蝙蝠図

岸駒に師事し、その婿養子となって岸派第三代を継いだ連山。朧月のもと飛び回る蝙蝠をシルエットのみで表現した、極限まで研ぎ澄まされた一幅です。


岸連山 松下猛虎愛児図

目は強いけれど、全体としてはどこか可愛らしさが漂う虎図は江戸後期の絵師、岸連山によるもの。この時代の虎は想像で描かれていたため、背中の模様以外は猫らしさ満載です。


岸連山 月下嘯虎図

岸派三代目である連山が手掛けた虎図は、虎画名手の岸駒の弟子だけあり、豊かな毛並みの中にしっかりとした骨格を感じさせる描き方をしています。


岸連山 龍虎図

天を突き抜ける龍と、荒れる岸壁に佇み咆哮する虎。双幅で描かれる事が多い画題を一つの画面に凝縮しています。虎画名手の岸駒の弟子だけあり、虎の表情にもリアリティ溢れる猛々しさがみなぎっています。


岸竹堂 氷柳旭輝図

辺り一面凍てつくような寒さが、旭日を浴びて緩やかに解けていく様子を見事に表現しています。サラサラと柳から溶けて落ちる雪に陽の光が当たり、輝きながら風に乗って流れてゆく情景が目に浮かぶようです。


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岸竹堂 月下夕顔二猫

岸派の4代目、岸竹堂の作品。昇り始めた月の下、猫が静かに蟷螂に近付いています。


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岸竹堂 夏の夜

岸竹堂は西洋画の陰影法や遠近法も取り入れていました。幽玄な余韻に引きこまれる一作です。


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岸竹堂 十長生之図 大幅

十長生とは日・水・松・鶴・亀・鹿・不老草に、山・雲・月・石・竹のうちいずれか三つを加えた10個の不老長生の象徴物のこと。こちらの図には亀が居ないかと思いきや、手前右下の水面からひょっこりと顔を出しています。


岡田華郷 月下獅子図 六曲半双

猫の爪の様な細月のもと、猛々しく咆哮する二頭の獅子。日本画家・吉川霊華に教えを受けた岡田華郷による屏風絵です。


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