作家略歴
【直原玉青】
昭和~平成の日本画家、禅僧、俳人。岡山県赤磐郡生。本名は正。別号に仁智。大阪美術学校で矢野橋村に南画を学ぶ。また禅を柴山全慶に、俳句を高浜虚子に師事した。昭和5年帝展に初入選して以降、日本南画院展、日展に出品した。日本南画院再興に参加し、会長・理事長を務めた。一方で兵庫県淡路島の国清禅寺住職も務める。平成17年(2005)寂、101歳。
【山口誓子】
俳人。京都生。東大法学部卒。名は新比古。高浜虚子・水原秋桜子に師事する。「馬酔木」「ホトトギス」同人となり秋桜子・阿波野青畝・高野素十らと昭和初期「ホトトギス」の黄金時代を築く。芸術院賞受賞。文化功労者。平成6年(1994)歿、92歳。