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石川大浪 龍虎双幅
狩野派の画法を踏襲しつつ、各々の表情に独自性を感じさせる龍虎図です。虎の負けん気の強さが現れたような表情がなんとも魅力的です。
タグ: 干支・寅, 干支・辰, 江戸後期, 狩野派, 石川大浪, 虎, 近世, 通年, 龍
2025年2月15日
石崎光瑶 朧月白鷺
登山家としても知られ、ヒマラヤ山脈なども訪れ写生を行った光瑶は、南国の華やかな花鳥を題材とした画を多く手掛けています。一方、こちらの作品では朧月の元で白鷺が佇む静謐な空間を描き出しており、光瑶の画力の幅を感じさせてくれます。
タグ: 帝展, 文展, 石崎光瑶, 秋, 竹内栖鳳門下, 近代, 鷺
2025年3月12日
直原玉青画 山口誓子賛 魚紋
「ホトトギス」の黄金時代を築いた山口誓子と、禅僧であり日本画家の直原玉青による画賛です。夜に集魚灯をともし、光に集まってきた魚をとる漁法の「夜焚」は夏の季語でもあります。
2020年9月11日
百々広年 若竹ニ蛇図
素直さを象徴する若竹と共に活き活きと描かれ、画面に清々しい躍動感をもたらしています。
タグ: 夏, 干支・巳, 江戸後期, 爬虫類, 百々広年, 竹, 近世
2020年6月17日
玉置頼石 乕視眈々之図
明治から昭和にかけて活躍した動物画家・玉置頼石による虎画です。頼石は独学で動物画を研究し、虎画の描法で世に認められるようになりました。日本動物画協会の会長を務め、動物画の発展に尽くしたと言われています。
2023年8月25日
猪飼嘯谷 一乃谷勇断図
多くの作家に描かれている義経の「鵯越の逆落とし」ですが、本作が描くのはまさに今、馬を落とした瞬間。馬の様子を見つめる義経の眼差しから、緊張感が伝わってきます。
2020年9月20日
狩野貴信 鯉瀧登図
幕末から明治にかけての狩野派の絵師、狩野貴信は伊川院の元で学び、江戸幕府の御用絵師として江戸城の障壁画を手掛けました。鯉の精密さに比べ、水飛沫の表現が文様的かつユニークです。
タグ: 幕末, 江戸末期, 狩野派, 狩野貴信, 登龍門, 近代, 鯉
2023年5月3日
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