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広渡巌斐(湖秀) 松に母子鶴図

2013年に府中市美術館で開催された『かわいい江戸絵画』展への出陳作でもあるこちらの一幅は、おおらかな筆遣いと柔らかな色彩で、ほのぼのとした親子の情景を浮かび上がらせています。


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幸野楳嶺 柳蔭鳴蝉図

響き渡る鳴き声の主を探したところ、ふと風に揺られた柳の幹に停まっているのを発見したような…猛暑の中、ゆるやかに通り抜ける風さえ感じさせる作品です。箱書は楳嶺の次男で日本画家の幸野西湖。


平福穂庵 登龍門図 双幅

鯉が瀧登りをしている光景ではなく、瀧と鯉を二幅に分けて表現しているところに、写生に誠実な姿勢を伺わせています。


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幕末明治期 戯画三猿図

「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を人間に見立て、ユーモラスに描いています。三猿のモチーフは、庚申信仰の伝播とともに近世以降広く用いられるようになったと言われています。


幕末明治期 妖孤図春画

夢うつつのまま、すっかり妖狐に騙されてしまった男性を面白おかしく描いた、幕末明治期の艶画です。


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川端龍子 丹頂

長寿の象徴である鶴を描いた作品。滲みと渇筆の使い分けが見事です。


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川合玉堂 白兎 色紙

ふっくらとした背中が可愛らしい、川合玉堂による兎図です。流れるような筆致で兎の特徴を見事にとらえています。背景に薄墨を引くことによって、兎の白さがより際立っています。箱書は玉堂の次男で同じく画家の川合修二。


岸駒 猛虎瀑布図 双幅

「岸駒の虎」と称されるほど虎を得意とした岸駒。荒々しく鋭い眼光や、威風堂々とした佇まい…今にも唸り声が聞こえてきそうなほどの迫力ある描写は、当時においても特異な作風であったと言われています。


岸駒 猛虎図 大幅

この時代、虎は想像で描かれるのが一般的でしたが、岸駒は中国の商人より虎の頭蓋骨を手に入れ、虎の皮を被せて写生に励んだと云われています。


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岸駒 崖下猛虎飲水図

虎が水を飲む画は割とありますが、こちらの虎の表情には得も言われぬ迫力を感じさせます。「岸駒の虎」と称されるほどの虎画名手であった岸駒、29歳時の作品です。


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