干支・申 に関する作品は、18品あります。
ページ 1 中 1老梅の上で無邪気に遊ぶ猿の親子を描いています。柔らかそうな毛並みや活き活きした動作は猿画名手の狙仙ならでは。木の幹に見られる「たらし込み」が、作品にほど良いアクセントを添えています。
なにやら会話をしているような親子猿。月を捉えに行く親を制しているのか、一緒に連れて行くよう促しているのか…。仏教絵画由来の図柄ですが、いずれにしても可愛らしい作品。谷文晁門下の喜多武清作。
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老梅の上で無邪気に遊ぶ猿の親子を描いています。柔らかそうな毛並みや活き活きした動作は猿画名手の狙仙ならでは。木の幹に見られる「たらし込み」が、作品にほど良いアクセントを添えています。
「見ざる、言わざる、聞かざる」の三猿を人間に見立て、ユーモラスに描いています。三猿のモチーフは、庚申信仰の伝播とともに近世以降広く用いられるようになったと言われています。