カテゴリーなし に関する作品は、305品あります。

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酒井鶯蒲画 雪竹庵対山賛 土筆小禽図

江戸琳派の酒井抱一の養子である酒井鶯蒲の作品。


酒井三良画 富安風生賛 カッパ欣然

「捕まえた!」とばかりに鯰を持ち、誇らしげに喜ぶ河童の姿が愛らしい一幅です。画を描いた酒井三良は、小川芋銭と生涯にわたり親交を持ちました。この作品の軽妙洒脱な画風からは、芋銭にも通ずる伸びやかな味わいを見て取れます。


谷文晁 雁図

餌を食べ終えた後、湖沼に戻り「ねぐら入り」する雁でしょうか。墨だけで描き出された空間構成が見事です。天保7年文晁75歳の作。


谷文晁 芦雁図

たっぷりと水を含ませた薄墨で大胆に形を取り、そののち濃い墨を載せたのでしょうか。雁が降り立つまさにその時を、短時間で勢いよく捉えた感じがうかがえます。


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谷文晁 群蝶之図

はらはらと飛び立つ蝶の群れ。色とりどりの色合いが華やかさを、そして羽のシルエットからは穏やかな風の流れを感じさせます。


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谷文晁 猫捕鼠

その自由で躍動感のある動きや、愛らしい表情やしぐさなど、古くから多くの画家を魅了してきた猫ですが、狩猟本能を感じさせる瞬間を描いた作品も少なくありません。弱肉強食を彷彿とさせる画題ですが、文晁は愛嬌を込めて表現しています。


谷文晁 双猫戯胡蝶図

おどけた表情で蝶と戯れる二匹の猫。蝶と猫、それぞれの白黒の対比が絶妙です。天保7年(1836) 2月文晁75歳の作。


西村五雲 粟鶉

収穫の近づいた粟畑から飛び立つ一羽の鶉を象徴的に描いています。


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西村五雲 新鴬

すらりと描かれた梅の枝に、ほぼ滲みだけで表現された鶯が描かれています。確かな画力に裏打ちされた絶妙な筆致に、思わず目を奪われます。共箱入り。


西本願寺十九世 本如上人 雲龍図

浄土真宗の僧、本如上人による水墨の雲龍図画賛です。


西本願寺十九世 本如上人 藤花飛燕図

本如上人は本願寺の歴代門主の中でも特に画技に優れ、多くの作品を残しています。本作には門主の作品らしい、極上の時代表装がなされています。


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西山芳園 雪中老松千鳥図

西山芳園は西山派の絵師。四条派の流れを汲み、大坂画壇で活躍し、息子の完瑛と共に最も大坂らしい画家と評されました。こちらは余白を残して背景に墨を入れることにより、雪の白さを強調しています。さりげない筆遣いながらも、生き生きとした魅力にあふれた一幅です。


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西山芳園 早蕨蝶図

春の香り立つ詩情豊かな作品です。


蠣崎波響 花笑鳥語 大幅

赤い舌を見せながら声高に鳴く雀と、静かに綻ぶ梅の花。円山四条派の影響が窺える花鳥画です。


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菱田春草 柳目白

無線描法による伸びやかで柔らかな表現が、目白の睦まじい様子と共に、作品に心地の良い温かみを添えています。


菊池芳文 雨中之栗 小禽之図

激しく降る夕立の中、小鳥が雨宿りの場所を探しているのでしょうか。吹きすさぶ雨音さえ聴こえてくるような、臨場感あふれる一幅です。


菊池芳文 映桜花水禽図

緩やかな水面に映る桜の枝。水面に落ちた桜の花びらの中を水鳥が優雅に泳ぎます。春の陽気を感じさせる、穏やかな自然の情景を描き出した一幅です。


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菊池芳文 狗子之図

遊び疲れたのでしょうか。羽子板の羽根の隣で、すやすやと眠る子犬が愛らしい一幅です。


菊池容斎 墨梅小禽図

潔く水墨で描かれた梅の枝に、可愛らしく佇む一羽の雀。モチーフの対比が絶妙です。歴史画を得意とした容斎の花鳥画です。


菅其翠 象図

見世物興行での光景でしょうか。潔いほどに象のみを中心に据えており、画家の興奮が伝わります。江戸時代末期の絵師・西山芳園の弟子、菅其翠による作品。


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