通年 に関する作品は、68品あります。

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長沢芦雪(長澤蘆雪) 旭日遊雀図

動物画を好んで描いた長沢芦雪の雀図。あたたかな眼差しが感じられます。


長井一禾 八咫烏之図

光の中を飛ぶさまは、三足烏が太陽の中に居るという中国の伝説を思わせます。


金子金陵 猿猴戯蜂図

渡辺崋山や椿椿山の師・金子金陵が描く動植物は、定番の愛らしさや美しさではない唯一無二の魅力に溢れており、画面の隅々まで味わい深いものを感じさせます。こちらの作品では、蜂の巣を突いて遊ぶ子猿たちを実に表情豊かに描いています。


野村文挙 戯画五節句 五幅対

五節句にちなんだ素材で、それとなく秘め事を表現した五幅対です。


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谷文晁 猫捕鼠

その自由で躍動感のある動きや、愛らしい表情やしぐさなど、古くから多くの画家を魅了してきた猫ですが、狩猟本能を感じさせる瞬間を描いた作品も少なくありません。弱肉強食を彷彿とさせる画題ですが、文晁は愛嬌を込めて表現しています。


西本願寺十九世 本如上人 雲龍図

浄土真宗の僧、本如上人による水墨の雲龍図画賛です。


菅其翠 象図

見世物興行での光景でしょうか。潔いほどに象のみを中心に据えており、画家の興奮が伝わります。江戸時代末期の絵師・西山芳園の弟子、菅其翠による作品。


英一蝶 竹雀

真っすぐ伸びた竹のそばで戯れる三匹の雀の姿が描かれた作品。


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英一蝶 張果老図

張果老とは、中国の神話伝説「道家八仙人」の一人。白い驢馬に乗り一日に数万里を移動し、休む時は驢馬を紙のように折りたたんで巾箱の中にしまい、乗る際には水を吹きかけて元の姿に戻したという伝説から、「瓢箪から駒が出る」諺の元になったと言われています。


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芳泉銘 天狗と象 鼻競図

江戸時代に長崎から江戸に向けて象を運んだ際、その珍しさから早速大津絵師が象が天狗と鼻の長さ比べをしている作品を生み出したそうです。浮世絵師の歌川国芳にも同様の画題作品が見られます。


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竹内栖鳳 天開図

殻からとびだしたばかりの雛。初心の大切さを思い出させてくれる作品です。


石河有粼 果物鼠図 双幅

食べ物に目が無い鼠たちを可愛らしくユーモラスに描いており、鼠たちのワクワクした雰囲気が伝わってきます。名古屋画壇の石河有粼による双幅です。


玉置頼石 乕視眈々之図

明治から昭和にかけて活躍した動物画家・玉置頼石による虎画です。頼石は独学で動物画を研究し、虎画の描法で世に認められるようになりました。日本動物画協会の会長を務め、動物画の発展に尽くしたと言われています。


猪飼嘯谷 一乃谷勇断図

多くの作家に描かれている義経の「鵯越の逆落とし」ですが、本作が描くのはまさに今、馬を落とした瞬間。馬の様子を見つめる義経の眼差しから、緊張感が伝わってきます。


狩野芳崖 竹林猛虎図

狩野派の虎を踏襲していますが、怖さのないユーモラスな姿が見ていて楽しい作品です。


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狩野芳崖 扇面龍虎図

猛々しい龍とユーモラスな表情の虎を墨のみで描き出した扇面作品です。箱書は愛媛出身の日本画家・矢野橋村。


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狩野探幽 猿猴水禽図 大幅

禅画の猿猴捉月図です。この画題としては珍しく横物構図で、かなり画面に引きがとられています。親猿の背中に隠れた子猿が何とも言えずチャーミングです。


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狩野尚信 喜雀図 小品

パタパタと戯れる二羽の雀。よくぞこんな素早い場面を描写できるものだと、その洞察力に感心してしまいます。軽快な羽音が聞こえてきそうです。


熊谷直彦 老松朝焼図 大幅

焼けるような朝焼けと、迫力のある老松が印象的な大幅です。


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渡辺南岳 和美人矮狗図

応門十哲の一人、美人画を得意とした渡辺南岳の作。


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