カテゴリーなし に関する作品は、304品あります。
ページ 15 中 16親子で悠々と遊ぶ亀のすがた。現在は絶滅危惧種に指定されているニホンイシガメですが、江戸時代にはペットとして飼育されていたと言われています。かつては身近な河川などで沢山目にすることができたのかもしれません。
柳の下で戯れる仔犬が愛らしい、応挙による狗子図です。応挙は生涯に数多くの仔犬の絵を残していますが、眉の部分が白く抜かれた犬をよく描いており、一説には応挙が飼って可愛がった愛犬ではないかと言われています。
This is a masterpiece that depicts a half moon floating brilliantly in the bitterly cold sky and a plover, a familiar winter seasonal word in haiku, using only ink. It has a box inscription by Mori Ippo, a Mori school painter from the late Edo period. Formerly owned by the Setsuda family, a sake wholesaler that has been in business since the Edo period.
狸の背負った柴に、兎が火打石で火をつける「かちかち山」の一コマを題材に、白熱した様子が描かれています。狸の表情から必死さが伝わりますが、それを見届ける兎の飄々とした表情が絶妙です。色味を最小限に抑えることで、炎の燃え盛る様子を見事に表現しています。
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