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日本の動物画
山本光一 四季草花小禽図屏風 六曲一双中屏風
四季の花と鳥たちをのびのびと描いた六曲一双の屏風です。酒井抱一の弟子・山本素堂の長男である光一は、鈴木其一の次男誠一や、其一門人の稲垣其達らと共に、起立工商会社の中心として数多くの制作下絵を描きました。人物や草花など幅広い画題を手掛けたことで知られています。
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木村武山 無花果鶏図
日本美術院きってのカラリストと称される木村武山。その作風は一貫して丁寧かつ品があり、静謐さが漂っています。無花果と竹に鶏という珍しい組み合わせながら、無花果の少し枯れかけた葉の向こうに鶏を描くことにより、非常に落ち着いた空間を生み出しています。
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狩野安信 前猫後兎 双幅
はたしてこれは猫なのだろうかと問われると、一瞬考えてしまうほどの耳の長さである。しかし兎と並べてみると猫なのかもしれない。
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徳川綱吉 練鵲図
きりりとした凛々しささえ感じさせる鶺鴒の図。「生類憐れみの令」で有名な五代将軍綱吉は、書や画も嗜む文化人としての面もあったと言われています。水墨のみで描かれた鶺鴒の活き活きとした表情からは、綱吉の暖かい眼差しを垣間見ることができます。
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松村景文 遠松太閤石猿図
太湖石の前で毛繕いをしながら寛ぐ二匹の猿。のんびりした場面とは裏腹に、お互いに何故か険しい表情で何かを凝視しているところにおかしみを感じます。箱書は景文の弟子の横山清暉によるもの。
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池上秀畝 如雪
はらはらと舞う桜の花びらに戯れる雀の群れ。うららかな春の長閑な風景が目に浮かぶようです。舞い散る花びらを雪に譬えた情緒あふれる一幅です。
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森一鳳 鯉図
まるで喜び勇んで飛び跳ねているかのような鯉の瑞々しさに、思わず心が浮き立ってしまいます。鯉のリアリティに対し、動的なものを描いているはずの水飛沫が逆に静止しているように見えるのが不思議なところ。2018年に府中市美術館にて開催された『リアル 最大の奇抜』に出陳されました。
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森徹山 秋野兎図
森徹山は森周峰の子として生まれるも、狙仙の勧めで応挙について画を学び、周峰から学んだ狩野派と円山派の写実、そして狙仙譲りの動物写生を兼ね備えた情緒性溢れる画風を生み出しています。動物画を得意としただけあり、刷毛でクロッキーをするかの如く、的確に兎の特徴を捉えています。
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岸連山 龍虎図
天を突き抜ける龍と、荒れる岸壁に佇み咆哮する虎。双幅で描かれる事が多い画題を一つの画面に凝縮しています。虎画名手の岸駒の弟子だけあり、虎の表情にもリアリティ溢れる猛々しさがみなぎっています。
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張月樵 陽耀舞鶴図
朝日に照らされて黄金に輝く空の中を、三羽の鶴が飛び交って舞う、正月掛けにも相応しいおめでたい一幅です。中国画などの影響を受け、奇怪で癖の強い画風を作り上げたと評される張月樵ですが、こちらの作品からはありとあらゆる生命への讃歌と、純粋な喜びを感じます。
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長沢芦雪 三鶴之図
絵を描く時は、見栄えよく、美しく、猛々しく…などと考えがちですが、芦雪の描く鳥は、そんな邪念が全くなかったのではと思われるほど、筆の動くがままに描いているようで、非常にユーモラスな表情の鳥が多いように感じます。こちらも三者三様の自由な動きをしており、観るほどに味わい深い一幅です。
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狩野周信 柳燕図
さらさらと簡単に描いたように見える一幅ですが、まだ芽吹いたばかりの柳と燕の特徴をよく捉えています。筆力が弱いと評される周信ですが、その弱さのおかげか、燕の顎の羽根がふさふさと柔らかそうで、愛らしささえ感じさせます。
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金子金陵 猿猴戯蜂図
渡辺崋山や椿椿山の師・金子金陵が描く動植物は、定番の愛らしさや美しさではない唯一無二の魅力に溢れており、画面の隅々まで味わい深いものを感じさせます。こちらの作品では、蜂の巣を突いて遊ぶ子猿たちを実に表情豊かに描いています。
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山岡鉄舟 猫画賛
江戸中期に佚斎樗山によって書かれた剣術指南本『猫の妙術』は山岡鉄舟の愛読書としてよく知られていますが、指南本と言えど技術的なことには一切触れず、ひたすら「心」の問題が掘り下げられており、老荘思想や禅の知識が必要な本だとも言われています。猫に奥義を見出した鉄舟にとって、招き猫もどこか近しい存在だったのかもしれません。
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英一蝶 高嵩谷 左)桜 中)鰐口燕 右)紅葉 三幅対
神社仏閣の軒先に掛けられている鰐口を、燕が鳴らしてしまったのでしょうか。思いがけず大きな音が出て驚いたかのような燕の表情に、即興的な魅力を感じます。中央は英一蝶、左右は一蝶門下の佐脇嵩之に学んだ高嵩谷が手掛けています。
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森狙仙 草苺ニ猿図
猿画を得意とした狙仙。山野で猿を観察する事に数年を費やしたと言われています。夢中になって草苺を食べる姿が微笑ましい一幅です。
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冨田渓仙 園中春雪図
紅白梅と南天の上にうっすらと積もる雪。まだ寒さが残る中にも、梅の花が春の訪れを感じさせています。鳥のとぼけた表情が、「まだ春じゃなかったのかしら」と考えているようにも見え、微笑ましささえ感じます。
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小早川秋声 登龍
黒々とした雨雲をかき分け、光の方へと勢いよく登っていく龍。大部分が墨の滲みで、龍が描かれているのはごく僅かという大胆な構図ながら、墨のみとは思えないほど色に深みがあり、また全体に散らされた水飛沫がより画面に躍動感をもたらしています。
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狩野晴川院 瀑布昇鯉図
木挽町狩野家九代で狩野芳崖と橋本雅邦の師でもある晴川院は、古画の模写に力を入れ、東京国立博物館所蔵分だけでも膨大な量の絵巻などを残しています。こちらは立身出世の定番でもある登竜門を墨と金泥で軽やかに描いています。
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渡部解古 松下孔雀図屏風 四曲半双
新潟市西区須賀の庄屋・渡部家は、松村景文に師事した第5代の父・丹池、第6代の解古、第7代の子・越山と親子三代で活躍しました。こちらはパリ万博博覧会での褒状授与後に描かれた屏風作品。羽根の一枚一枚まで仔細に描き込まれています。
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日根対山 蓮池孤鷺図
筆の擦れを活かしつつ勢いよく描かれた鷺。山水画を得意とした対山ですが、花鳥画も活き活きとした生き物の姿をよく捉えています。
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円山応挙 雨中柳鷺図
写生に重きを置いた応挙ですが、こちらはイラストのような軽やかな筆致が特徴的な一幅です。神の使いとして縁起がよい生き物とされる白鷺が、まるで貴婦人のような気品を漂わせているところも魅力のひとつです。
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広渡巌斐(湖秀) 松に母子鶴図
2013年に府中市美術館で開催された『かわいい江戸絵画』展への出陳作でもあるこちらの一幅は、おおらかな筆遣いと柔らかな色彩で、ほのぼのとした親子の情景を浮かび上がらせています。
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岸連山 月下嘯虎図
岸派三代目である連山が手掛けた虎図は、虎画名手の岸駒の弟子だけあり、豊かな毛並みの中にしっかりとした骨格を感じさせる描き方をしています。
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